代表プロフィール


 山口県立大津高等学校を卒業し、九州東海大学農学部(現 東海大学熊本キャンパス)に進学。

 卒業後は果樹隊員として青年海外協力隊に参加し、ブルキナファソ国においてマンゴーの品種園開設等の業務に携わった。

 

 帰国後は宮崎大学大学院農学研究科にてブルーベリーの品種改良の研究を行う。

 修了後、㈱雲海酒造にてブルーベリー葉の効率的な栽培法および高機能性ブルーベリー葉生産技術の開発について研究を行った。

 

 ㈱雲海酒造を退職後、宮崎大学大学院博士課程において、日本産野生種を利用したブルーベリーの育種に関する研究を行い農学博士の学位を取得。

 2015年より新規就農し、ベリー類を中心とした部門経営を行う。

 

 2020年より津田農園代表に就任。同年、代表が育成したブルーベリー新品種「みのうの輝き」が農水省に品種登録完了。

 研究協力者とともに、果樹育種を継続中。

 津田農園の新しい展開にも、ぜひご期待ください!



2022年の研究トピックス

種苗会社からブルーベリー新品種の栽培試験を受諾しました。


2021年の研究トピックス

①静岡大学(八幡准教授)と育種に関する研究を開始しました。

②種苗会社からブラックベリー新品種の栽培試験を受諾しました。

③本年は、過去に園主が執筆した論文が以下の雑誌に引用されました。

  Tamir, G., Afik, G., Zilkah, S., Dai, N., & Bar-Tal, A. (2021). The use of increasing proportions of N-NH4+ among the total applied inorganic N to improve acidification and the nutritional status and performance of blueberry plants in soilless culture. Scientia Horticulturae, 276, 109754.

  Li, Q., Yu, P., Lai, J., & Gu, M. (2021). Micropropagation of the potential blueberry rootstock—Vaccinium arboreum through axillary shoot proliferation. Scientia Horticulturae, 280, 109908.

  Toyama, Y., Toshima, S., Hirano, T., Yamasaki, M., & Kunitake, H. (2021). Polyphenol contents, antioxidant activities, and anti-cancer cell proliferation properties at each stage of fruit development in intersectional hybrids between highbush blueberry and shashanbo (Vaccinium bracteatum Thunb.). Journal of Berry Research, (Preprint), 1-16.

  Podwyszynska, M., Mynett, K., Markiewicz, M., Pluta, S., & Marasek-Ciolakowska, A. (2021). Chromosome Doubling in Genetically Diverse Bilberry (Vaccinium myrtillus L.) Accessions and Evaluation of Tetraploids in Terms of Phenotype and Ability to Cross with Highbush Blueberry (V. corymbosum L.). Agronomy, 11(12), 2584.

  Lyrene, P. M. (2021). Breeding Cultivars from Blueberry× Deerberry Hybrids: Progress and Prospects. HortScience, 56(4), 439-446.


2020年の研究トピックス

①ブルーベリーの品種登録完了 ー農水省に品種登録されましたー

 アメリカ生まれのブルーベリーと日本の山に自生しているシャシャンボというブルーベリーの仲間を交配して、新しいブルーベリーを作りました!

 日本の野生種とブルーベリーの雑種の品種登録は日本初になります。
  ブルーベリーの果肉は真っ白ですが、この新しいブルーベリーは果肉までアントシアニン色素を含み赤いのが特徴です。また、元々日本に自生していた植物を親にしたため、日本の環境への適応力が高いのも特徴です。本雑種育成とそれらの特性評価により園主は博士号を取得しました。

 交配した年に娘が産まれて、その子は来年小学6年生になります。品種として国に認められるまで約10年。果樹の品種改良としては、これでも早い方です。

 このブルーベリーが、これからの日本のブルーベリー栽培の役に立ってくれたら嬉しいです。

本成果は、津田浩利、宮崎大学、(株)P-DESTMとの共同研究によるものです。(写真は品種登録完了した’みのうの輝き’)


2018年の研究トピックス

①ベリー部門代表の研究成果が、海外専門書BLUEBERRIES 2nd edition(2018発行)に引用されました!

 世界中で行われているブルーベリーの品種改良を紹介しているページで引用されています。本研究は、アメリカ産のブルーベリー「スパルタン」と、日本の野生種「シャシャンボ」を交配して、新品種の候補となる後代を育成したことが評価されました。 


2017年のベリー部門研究トピックス

①ブルーベリーの新品種育成に成功 ー農水省に品種出願完了ー

 ブルーベリーと日本産野生種の交配から育成した、果肉まで赤く機能性成分含量の高いブルーベリーの新品種を育成しました。本成果は、津田浩利、宮崎大学、(株)P-DESTMとの共同研究によるものです。(写真は品種登録出願した’みのうの輝き’)

 

② ブラックベリー栽培およびブラックベリースパークリングワインの品質について園芸学会にて発表

  近年国内導入されたブラックベリー品種の栽培特性を調査するとともに、同果実を用いて製造したスパークリングワインの品質を評価した。満開から果実成熟までの日数は,Natchez44.3日)が最も短く,Osage48.7日),PrimeArk45(50.3)の順で長くなった.Natchezの果実重はPrimeArk45Osageと比較して顕著に重く,抗酸化能とポリフェノール含量は,NatchezOsagePrimeArk45と比較して有意に高い値を示した.味覚センサーによる果実とスパークリングワインの分析の結果,果実や品種間に差が認められた.本研究の結果、ブラックベリー3品種における生育特性を明らかにした.また,味覚センサーによる評価法は,ブラックベリー品種や原料果実の異なるワインの特性評価に利用できる可能性が示唆された.(写真はブラックベリー‘Natchez’の開花から成熟までの様子)(本研究は、2016年度長門市ながとのおいしさ応援補助金の支援により行いました)


宮崎大学植物遺伝育種学研究室へのリンクはこちらの画像から↑
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当園は、宮崎大学 國武久登 教授(植物遺伝育種学)、大塚ナーセリー(ブルーベリーの接木苗・挿し木苗生産のプロ)および吉岡千寿園(ブルーベリーのパールシリーズ、ミノウシリーズ 、ちくし昴 育成者)と協力して果樹の品種改良を行っています。